2011/07/16

ダンタリアンの書架 第01話「仕掛け絵本」

開始3分で見切ったので、それまでの感想を。


○良かった点
・なし。
 →アバンもAパートの冒頭も、ヒューイの言動が不自然でヒューイはおろか、ストーリーにも興味が全く持てなかった。
  全くどうしてライトノベル原作のアニメっていうのは、キャラクターの言動がこうも不自然なのだろう?
  もしかしたらそこが魅力なのかもしれないけど、個人的には舞台で大げさに役を演じる下手糞な役者を見ているようで、どうにも好きになれない。
  ヒューイなら「ヒューイ」という役を演じる若者や「少年時代のヒューイ」役の演じる子役が憶えた台詞を順番に間違いの無いように喋っているように感じてしまう。
  そこには「ヒューイ」はいない。いないキャラクターにどう魅力を感じろというのだろう?
○悪かった点
・ヒューイの言動。
 →アバンだと、ヒューイが夢なのかどうかも分からない世界にいるのにパニくらず、その世界で初めて見た少女に対して質問をしても煙に巻かれたような人を食ったような返答をされても怒るどころか手を差し伸べている。
  そこが理解出来ない。どうしてそんなに落ち着いていられるのか、どうして少女に出口はどこか、どうして母さん父さんはどこにいるのか、聞かないのか全く理解できない。
  もしかしたら夢だと分かっているのかもしれないが、だとしたらどうして夢だと認識しているのだろう?
  こんな夢を度々見ていたのだろうか?
  青年時代は青年時代で、移動中にわざわざご親切に設定説明をモノローグでやってくれるのはお約束としても、どうして祖父が亡くなった知らせが来てから目的の本を探そうと思ったのだろう?
  祖父との仲が悪かったのだろうか?それとも後ろめたい何かがあって、ついついご無沙汰してしまったのだろうか?
  それに、見知らぬ少女を見て驚くのは良いとして、どうしてお前は何者だ、ここで何をしている、ここは亡くなった祖父の家だ、とっとと出て行け、と言わないのだろう?
  もしかしたらジェントルマンというかスケベ兄ちゃん設定なのかもしれないけど、そんな描写、それまでに全くなかったから、言動の裏づけというか根拠が見出せない。
  だから不審者に対して開口一番、出て行けと言わない時点でヒューイに感情移入出来ない。感情移入出来ないからそれ以上何が起ころうがどうでも良いと感じてしまう。
  キャラクター設定はどんなに中二臭かろうが構わないから、言動はこちらが理解できるようなものにして欲しい。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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