2006/06/01

プリンセス・プリンセス 第09話

今回も面白かった。
文化祭の話を中心にやると思ったら、裕史朗問題を解決する話だった。
それまでは、裕史朗の家族の描写は裕史朗が語るだけに留まっていたので、今回のエピソードで、裕史朗の両親がどういう人なのか、また裕史朗と両親、弟との関係がどういうものかが良く理解できた。
今回は裕史朗の心の揺れが上手く表現できていたと思う。
上手いと思ったのが、最初に裕史朗が父親の事を「先生」と呼んだ所だ。
四方谷家の事情は「裕史朗の過去」で説明されていたが、正直、忘れていた。
だが裕史朗のその一言で、四方谷家の関係を思い出す事が出来、また父親に対して裕史朗が距離を置いている事も表現していた。
それ以外にも、裕史朗の苦悩が伝わるような回想を入れたり(回想の全てが裕史朗にとって嫌なものばかりというのが良い。特に赤ん坊の弟を撫でてあげたら泣かれてしまった回想は裕史朗にとって一番辛い思い出だっただろう)、大きくなった弟に人見知りされたりと、裕史朗にとって苦しい描写をこれでもかと入れ込んでいた。
これらの苦労を乗り越えて、裕史朗が本当の意味で家族の一員になれた。
本当に良かったと思う。

それにしても亨の「俺が守ってやる」の一言は大きかった。
あの一言が無ければ裕史朗は弟を探しに行く事が出来なかっただろうし、家族の一員にもなれなかったかもしれない。
今回の話の影の功労者は亨だろう。

今度は亨の問題を解決する番になるが、どういう解決方法を取るのか、とても楽しみだ。
ただ今回のような感動的な解決の仕方にはならないような気がする。
恐らくはとんでもない解決法をとるに違いない。


これ以降は不謹慎な感想を。
いつもの事だけれど、真っ当な神経の持ち主は絶対に読んではいけない。
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オリエンテーリングで姫のキスマークをスタンプ代わりにするアイデアは良いとは
思うが、ここはもう一歩踏み込んでカードにキスをするのではなく、男子生徒の頬なりおでこなりにキスした方がもっと盛り上がるのではないだろうか?
で、どこかの男子生徒が悪乗りして頬にキスしようとした瞬間に姫の唇を奪ってしまう・・・いやいやまてまてセイセイセイ。
これでは姫の唇に有り難味がなくなってしまう。
やはりここは一つ、優勝景品を姫のキスという事にして、更に優勝者はどういう訳か実琴という事にしておこう。
男同士でキスなんて!と嫌がる実琴を亨が羽交い絞めにして、裕史朗が実琴の唇を奪う。
これで実琴は裕史朗とは直接、亨とは間接的にキスをした事になり、姫達はより一層強い絆で結ばれる事に・・・なるのか?いや、なるのだ。なるんだよ。なる
に違いないよ。きっと。

一つ惜しかったのは、裕史朗の弟くんの声を演じている声優が釘宮理恵でなかった事だ。
釘宮理恵であれば、裕史朗が弟くんの名前を絶叫したシーンは鋼の錬金術師の1シーンに脳内変換する事が出来た上に、最後の「お兄ちゃんと結婚」も(表面
上)微笑ましく見る事ができたものを。(もちろん、裏ではエドとアルの兄弟姦を妄想するのだ。どちらが攻めでどちらが受けなのかは各々が決めるという事
で。)
そこはあざとくても狙って欲しかったところだ。

何気に理事長がオリエンテーリングに参加していたが、やはり姫達のキスマークが欲しかったからだろうか?
やはり、狙いは実琴だろうか?
こうしてみると、藤森学園における実琴の立場は甚だ危険といえるだろう。
一般男子生徒からは視姦され、理事長からも目を付けられているのだから。
実琴が理事長に呼び出され、性的奉仕をさせられる日はそう遠くないかもしれない。
実琴の貞操を理事長に奪われる前に、裕史朗と亨で実琴の処女及び童貞を奪ってあげるのが友としての勤めだと思うのだが如何だろう?

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見所




おすまし顔の姫達



笑顔の裕史朗



裕史朗



投げキッスをする亨





裕史朗の弟、慎之助

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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