2006/02/25

ふしぎ星の☆ふたご姫 第47話

駄目だ。
どうしてもブライトの行動が中途半端に見えて仕方が無い。
何故、キャンディの両親を石にしてしまった事に動揺してしまうのだろう?
ふしぎ星を救いたいというブライトの想いに比べたら、グレイスストーンの在り処を教えないキャンディの両親を石にするくらいどうって事無いはずだ。
この程度で同様するくらいなら、おひさまの国のお城を乗っ取ったりしないし、出来ないはずだ。
暗黒に堕ちる前のブライトは、優しいヘタれ王子様だった。
それを引きずったままの暗黒モードでは中途半端と言わざるを得ない。
暗黒モードになるのなら、冷徹な、目的の為にはどんな汚い手段をも厭わないくらいの性格に変わらないと説得力が無い。
今のブライトは、暗黒に堕ちる前のブライトが、ちょっと道を踏み外したちょいワル王子にしか見えない。
まるで自分に注目を集めたいばかりに悪さをする子供かのようだ。


あと、アルテッサが語尾に「ブモ」を付けるキャンディに対して、怪しいと疑ったが、ファインとレインの屁理屈染みた論理で諭され、キャンディを調べずに引き下がってしまった。
アルテッサにはもっと反論して欲しかった。
(そもそも、歌について聞き取り調査をした時、村人の語尾には「ブモ」が付いていなかったのだから、アルテッサはそこを攻めれば良かったのでは・・・?)
間違っていたら、デスノートのニアよろしく、「間違っていたら『ごめんなさい』でいいじゃないの!」で押し切って欲しかった。
そして、キャンディを裸にひんむいて、頭のてっぺんから足先までじっくり観察もとい調査をして欲しかった。

アルテッサだったら、それくらいしても良いはずだ。
何せ、世界征服をたくらむ兄を止める責任があるからだ。
兄がふしぎ星を、方法は間違っているが救おうとして、色々な手段を講じるなら、妹も同じように、間違った方法で世界を救おうとしている兄を更正させようと、色々な手段を講じても良いはずだ。
だが、そういう手段を取る事で傷つく人が出てしまう。
実際、ブライトがそういう行動を取ったことで傷ついた人々をアルテッサは見ているはずだ。
ファインとレインは、そんなアルテッサを
レイン「そんな事をしてもし、キャンディちゃんがブウモじゃなかったら、『ごめんなさい』で良いじゃない、とあなたは言うけど、それで本当に良いのかしら?」
ファイン「アルテッサは『ごめんなさい』で済むかもしれないけど、疑われたキャンディちゃんの心は傷つくんじゃないかしら?」
レイン「アルテッサは、人の心を傷つけても平気なの?」
と説教&説得して欲しかった。


残り話数が少なくなってきた。
どういう締め方をするかは想像できないが、出来るだけ良い形で締めて欲しいものだ。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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