2006/02/18

ふしぎ星の☆ふたご姫 第46話

今回は(も)ブライトの行動が分からなかった。
ブライトは何故、パーティを開こうと思ったのだろうか?
そして何故、自分に敵対するプリンセス達をパーティに呼ぼうと思ったのだろうか?
招待状を出し終えてからのブライトの行動も不可解だ。
自らパーティ会場の飾りつけの準備及び飾りつけ、掃除、料理と、実に細々しく動いている。
ブライトは多重人格者なのだろうか?
前回のように悪知恵を働かせるかと思えば、43話のように、影でこそこそグレイスストーンを掻っ攫おうとしたり、今回のように細々とした作業を行ったりする。
一体、どのブライトが本当のブライトなのだろうか?

また、ブライトがパーティの準備をしている最中は、ファインが喜ぶ姿だけを想像していた。
パーティの準備はどちらかといえば、ファインの為にしたようなものだろう。
好きな人の喜ぶ顔が見たい。
その為にあれこれ準備する姿は素晴らしい。
だが、以前から指摘しているように、ブライトは何故、ファインの事が好きなのだろうか?
ファインのどこに惹かれたのだろうか?
(ファインファンにとっては当たり前の事かも知れないが)可愛い所だろうか?
好き嫌いなく、ご飯を幸せそうにもりもり食べる所だろうか?
いつでも元気いっぱいな所だろうか?
友達想いな所だろうか?
怖がりな所だろうか?
失敗してもめげない所だろうか?
プリンセスらしくない所だろうか?
そこが分からないと、ブライトがファインに拘る行動が理解出来ない。
今回は、それがいつ明らかになるのか、ドキドキしながら見ていたが、結局は明かされないまま、終わってしまった。
ものすごく勿体無い。
折角、ファインと二人きりになれたのだから、そこでブライトは自分がファインの事がどれだけ好きなのかを告白すれば良かったのではないだろうか?
初回から、事あるごとにファインにアプローチしてきたが、その都度レインを身代わりにしたファインを、ブライトはどう思っていたか?
その時の心情を語らせる良いチャンスだったのに。
本当に勿体無い。

ブライトの気持ちを聞いたら、ファインがどう反応するだろう?
レインが居ないから、レインにバトンタッチする事は出来ない。
自分でブライトに対処しなければならないから、かなりオタオタするだろう。
食べ物で誤魔化すかもしれない。
「えっと・・・あー!あのケーキ美味しそう!」
レインを引き合いに出して、ブライトの告白を断るかもしれない。
「えっ?・・・でも、レインに・・・悪いよ・・・」
いや、アルテッサを引き合いに出すかもしれない。
「そんな事より、目を覚まして!アルテッサが悲しんでいるよ!」

それ以外にも色々なリアクションが考えられるだろう。
僕はそんなファインの姿が見たかった。

くどい様だが、本当に勿体無かった。
もう、ブライトのファインへの想いが語られる事は無いまま終わるだろう。
残念な限りだ。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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