2005/12/31

ノエイン~もうひとりの君へ 第12話

今回は、カラスとフクロウの戦いと、カラスとフクロウに起こる悲劇を回避する為のハルカの戦いが面白かった。

それまでの話を見て、カラスはユウ、フクロウは藤原だと分かっている為、二人が戦う姿を見るのは非常に辛い。
二人の戦いが派手に、凄絶である為、ハルカでなくとも二人を止めたくなる。
使命を捨てて、自分が愛する人を守ると誓ったカラス。
一方、友情を捨て、友人を犠牲にしてまでもラクリマを救う為にハルカをラクリマへ連れて行こうとするフクロウ。
どちらの行動も、その人にとっては正しいものだ。
それだけに、僕はなんともいえない気持ちになった。
どうにかならないのだろうか?
どうにもならないのだろうか?
ふと、単純な考えが浮かんだ。
ラクリマの今があると言う事は、その原点となったポイントがあるはずだ。
そこへ移動して何もさせなければ良いのではないか?と。
だが、たとえそうしたとしても、ラクリマが存在している以上、過去をどう弄繰り回しても無駄なのではないか?と思い直した。
陳腐な言葉だが、「運命」という単語が浮かんできた。
どう足掻いても、避けられなかったのだろうか?
15年後、人々は異世界の化け物に怯え、地下で暮らさざるを得ないラクリマも、
ラクリマを救うカギとなる少女を巡って、15年以上もの友情で結ばれた友人同士が戦いあわなければならない事も、
全て「運命」で片付けてしまって良いのだろうか?
ハルカは、その運命に立ち向かい、変えようとした。
だが、ノエインによってあっさりと修正されてしまった。
恐らくノエインにとって、竜のトルクを持つハルカが居る世界において、その時点ではフクロウは居てはいけない存在だったのだろう。
一体、ノエインとは何者なのだろうか?
ノエインは、何が目的で行動しているのだろうか?
なんとも不気味な存在だ。





見所






カラスとフクロウの戦い
これ程悲しい戦いはない。



フクロウの死に涙するアイ


今回の向井ミホ





イヤホーイ!久々の登場
(・ 3・ ) (・ ε・ )←に笑った

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

一難去ってまた一難。 見所 見所はもっとあるので「もっと読む」をクリックして下さい。