2005/12/03

ノエイン~もうひとりの君へ 第08話

今回は、特に物語に進展があった訳ではないが、途中途中のシーンは緊張感があった。

・ユウと彼の母親の親子喧嘩のシーン。
思春期の母と息子の関係はあんな感じだろうが、ユウの場合は、別のおどろおどろしい、暗い何かが渦巻いているように感じた。
ユウの母親の姉が事故で亡くなった事と関係があるのだろうか?
また、それまでユウの家庭の事情がはっきりとは掴めなかったが、今回ではっきりした。
父親は仕事で家にあまり帰らず、息子の教育は妻に任せっきり。
母親は息子の教育に熱心だが、亡くなった自分の姉に対する想い(劣等感?)が根底にあるようだ。
息子は母親の想い(期待?)が重荷になって、苦しんでいる。
表面上は問題が無さそうな感じだが、内情はなんとも殺伐としている。
彼等一家は、今後どのようになっていくのだろう?

・放浪するアトリとトビから隠れるユウ。
たとえ、ユウが彼らに見つかったところでどうにもならないかも知れないが、ユウにカラスの面影を見て、攻撃してくるかも知れない。
そんな緊張感が漂うシーンだった。

・ユウとカラスの対面。
現在の自分と、(そうなるかもしれない一つの)未来の自分との対決。
彼らはどんな会話をするのだろう?
全く想像が付かない。

だが、緊張感のあるシーンばかりでなく、ほのぼのとしたシーンもあった。
ユウが家出をして一晩夜を明かしてから、ハルカの家に来たシーンだ。
バロンと戯れるユウやハルカとお菓子の事でちょっとした喧嘩になるシーンは、それまでの緊張感をほぐしてくれた。
(結局そう長くは続かなかったが)

次回はユウ自身の戦いが見られそうだ。

ところで、ユウはハルカに何があったのか、聴かなくて良いのだろうか?
色々と気になっていたのだろうから、聞けば良いのに・・・



今回の向井ミホ


今回はこれと言ったミホが見つからなかった・・・
次回に期待。

パズドラクロス 第87話「光の潰える時」

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